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物不足の時代であれば、「立地が良ければ自然と人が来る」「広告を出せば売れる」かもしれません。
ですが、今はどうでしょう?
商品があふれ、SNSや口コミ、検索サイト、レビューなど、情報もあふれる時代。
お客さんの目には、あなたのお店も、ライバルのお店も、多数の中で比べられています。
そんな中で、「なぜそのお店を選ぶのか?」が、ますます重要になっています。
集客に必要なのは、「売り込み」より「選ばれる理由」
集客というと、チラシを配ったり広告を出したり、キャンペーンを打ったり…
とにかく“何かを仕掛ける”イメージを持つ方も多いかもしれません。
もちろんそれも大切ですが、いちばん重要なのは、
「このお店、なんかいいな」と思ってもらえる理由=コンセプトです。
たとえば──
子ども連れでも安心して通える美容室。
地元の食材だけを使った定食屋さん。
ひとりでゆっくりできるカフェ。
何を売っているかではなく、「誰のために、どんな価値を提供するか」*がしていると、自然と人が集まります。
「マーケティング」とは、難しく考えなくていい
マーケティングという言葉を聞くと、なんだか専門的で難しそうに感じるかもしれません。
でも本質はとてもシンプルで、
「誰に、どんな価値を、どう伝えるか」
この3つをちゃんと考えて、お客さんの目線に立って情報を発信するだけなんです。
そして、その中心にあるのが「コンセプト」。
あなたのお店が「誰にとって、どんな存在なのか」を一言で伝えるものです。
コンセプトがあるだけで、広告の反応が変わる
たとえば、まったく同じ広告でも、ただ「ランチやってます」ではなく、
「一人でも気軽に過ごせる、“おひとりさま歓迎”のランチ」と書かれていたら、
「これ、私のためかも」と思ってもらえる確率はぐっと上がりますよね。
つまり、“選ばれる言葉”を使えるかどうかが、集客の分かれ道になるのです。
お店の価値は、きちんと伝えなければ「ない」のと同じ
「うちは接客に力を入れている」
「料理には自信がある」
そう思っていても、それがちゃんとお客さんに伝わっていなければ意味がありません。
伝わっていなければ、お客さんいとっては「存在しない」のと同じなのです。
だからこそ、まずは自分のお店のコンセプトを見直すことが、集客の第一歩になります。
選ばれるお店は、“伝え方”が違う
これからの時代、選ばれるお店になるために必要なのは、
価格でも立地でも広告の量でもありません。
「誰に来てほしいか」
「なにを大切にしているのか」
「そのお店ならではの魅力」
これらをしっかりと言葉にして、伝えていく力=コンセプト設計が、何よりも重要になります。
では、その大切なコンセプトを、どこで・どうやって伝えていくか?
次回は、いま特に注目されている「Googleマップ(MEO)」を使った、
ゼロ円から始められる店舗集客術についてお伝えします。